支援報告(緊急支援活動)

スマトラ沖大津波への支援報告 ご協力ありがとうございました

AMDA菅波代表と高木代表のトップ会談(2005.6.13)

6月13日、岡山県にある AMDA 本部を高木代表が訪問し、スマトラ沖大津波支援募金の内、現在の残高 1,181,791 円を被災者支援に使っていただくよう菅波理事長にお渡ししました。

募金の使途

一番被害の大きかったインドネシア、スマトラ島バンダ・アチェの医療従事者の養成プロジェクトに充当していただくことになりました。

バンダ・アチェでは6つの病院のうち4つが全壊、もう一つも大きな被害を受け、691名の医療従事者(医師、看護師、助産師、臨床検査技師等)が亡くなりました。病院の復興・整備が始まっていますが、人材面の不足が大きく、特に麻酔科の医者はバンダ・アチェ全土で 1 名しかいないという状況です。

このため、AMDAでは医療従事者の養成プロジェクトとして

  1. 麻酔科医の育成
  2. 看護師のための救急医療訓練
  3. 医学生を活用した巡回保健衛生指導プログラム
  4. 災害発生時に緊急に動ける体制を行政、病院、地域と協働で構築

を1年計画で実施していきます。

今回の募金は、このプロジェクトに資金協力することに決定しました。プロジェクトの詳細及び途中経過は AMDAのホームページをご覧ください。http://www.amda.or.jp/

今後の協力関係

国際情勢についての意見交換を行い、政府と NGO の役割分担や NGO 間の協力の重要性についての話合われました。今後の可能性として、菅波理事長と高木代表が AMDA が実施しているプロジェクト(アフリカなど)の現場を見にいくことも話題になりました。
今回の対談は AMDA と『地球村』の今後に実りあるものとなりました。

『地球村』の国際支援は、今後も国連機関や国際 NGO との協力関係を大切にして進めて行きたいと考えています。


募金の贈呈式典
 
今後の協力体制について話し合いを行う

重要!! ~支援募金終了のお知らせ~ 2005/6/1

昨年 12月26日に発生したスマトラ沖大津波の支援募金は5月31日を持ちまして終了させていただきました。

皆様から集まった募金は総額4,181,791円となり、
1月18日にアムダ(岡山に本部を置く医療・国際協力NGO)を通じて150万円
1月28日にUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)を通じて150万円を
現地への支援に提供しました。(詳細は下記をご覧ください。)

残額の1,181,791円は アムダを通じてインドネシア、スマトラ島の復興支援に使用します。(詳細は下記のトップ会談の様子をご覧ください)

5月31日をもちましてスマトラ沖地震・津波の支援募金は終了しますが、ネットワーク『地球村』は今後も国際支援活動を継続して行きます。

今後とも国際協力基金へのご協力をよろしくお願いいたします。

募金者からのメッセージ(2005.3.9 追加)

スマトラ沖大津波支援募金の報告 ~UNHCRとのミーティング[2005.2.3]

みなさまからの募金をUNHCRを通じて被災者の方々へ

みなさまからよせられたスマトラ沖大津波支援募金のうち150万円を、難民支援の国連機関であるUNHCR(国連難民高等弁務官事務所、東京)を通じて、インドネシアのアチェ州(スマトラ島北部)、スリランカ、ソマリアの被災者の方々へお届けします。
2003年末のイラン地震の際にUNHCRを通して現地の人々が必要とする支援を迅速に届けることができた経験から、今回もUNHCRを通して支援を実施することになりました。

2005年1月28日に行われた贈呈式には、UNHCR駐日地域代表のPirkko Kourula(ピルコ・コウルラ)氏、副代表の浅羽氏が参加され、『地球村』からは高木代表と共に、スタッフが2名同行して、現地の被害状況や支援活動のお話を聞きました。

「被災国のスリランカやソマリアは、これまでUNHCRが難民支援活動をしていた地域であり、長年の実績があります。これまでに、ソマリア、スリランカ、インドネシアの3カ国を対象に、仮設住宅、台所用品、衣類、衛生用品、生活必需品などを提供しています。UNHCRではまず、6ヶ月間の活動で7584万ドル(約80億円)の支援を予定しており、各国の政府や民間に協力を求めています。アナン国連事務総長の復興完了には10年ほどかかるとの見解のように、今回の災害規模は甚大です。長期的支援が必要ですので、他の機関とも連携していきたい。」
との説明をピルコ・コウルラ氏からいただきました。

贈呈式の途中からUNHCRの大川氏、日本UNHCR協会事務局長の榎川氏、中村氏も同席されました。以前、『地球村』の講演会に参加してくださっていた方もおられ、終始、なごやかな雰囲気でUNHCRの活動内容をお聞きし、高木代表からは『地球村』の活動や地球市民連合構想についてお話ししました。
UNHCRとパートナーシップを組んでいるNGOとのミーティングへのお誘いをいただき、6月20日の「難民の日」関連イベントへの協力など、今後の協力関係についても話しあうことができました。

今回、スマトラ沖大津波の被災者の方たちへの、あたたかい想いを集めてくださったみなさま、本当にありがとうございました。
『地球村』は今後もスマトラ沖大津波募金を継続していきますので、ぜひ長期的なご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

UNHCR駐日地域代表 ピルコ・コウルラ氏からのメッセージ:

「ネットワーク『地球村』を通じてスマトラ沖大津波被災者支援のためのご寄附を賜り、心から感謝申し上げます。 UNHCR がスリランカ、インドネシアのアチェ州、ソマリアで進めているスマトラ沖大津波被災者支援のために活用させていただきます。今回は半世紀にわたる UNHCR の難民支援の経験が、災害支援にも活かされています。 UNHCR 本来の援助対象者として、迫害や紛争による難民や避難民1700万人も支援を必要としていることにも、ぜひ目を向けて頂ければ幸いです。」


UNHCR のスマトラ沖大津波の支援活動状況は下記ホームページでご覧ください。

UNHCRのホームページ

http://www.unhcr.or.jp/

日本UNHCR協会のホームページ

http://japanforunhcr.org/www/

AMDA菅波理事長と高木代表のトップ対談 - 2005.1.18

写真提供:AMDA

1月18日、高木代表が岡山のAMDA本部を訪問、菅波茂理事長にスマトラ沖地震(インド洋大津波)支援募金をお渡しすると共に、今後の協働について話し合いが持たれました。

AMDAの理念は、『地球村』の理念に共通し、『地球村』の提唱する『地球市民連合』構想に通じています。一昨年のイラン地震の際にも募金を提供し、現地で緊急支援活動を実施する際の医薬品購入に充当しました。

特定非営利活動法人アムダ(AMDA)は、世界規模で人道支援活動を実施する「国際医療ボランティア団体」であり、世界28カ国に支部があります。現地優先、多様性の共存を理念として掲げています。今回は、大地震と津波の発生した12月26日から緊急体制で、インドネシア、スリランカ、インドの3カ国で救援活動を実施。1月19日現在、派遣された医師、看護師、調整員などは77名。

AMDAのスマトラ沖地震の支援活動状況を下記ホームページでご覧ください。
AMDAのホームページへ


菅波理事長:
ご支援ありがとうございました。今回最も役立ったのは、20年間の苦労の中から生まれた信頼関係です。電話一本で地域のAMDA支部がすぐに動いてくれました。


共に苦労してくれる関係がパートナーシップであり、資金提供してくれるのがスポンサーシップです。『地球村』のご支援とても感謝しています。


高木代表 :
世界各地の支部が中心に動くというという考え方(ローカルイニシアチブ)は『地球村』と同じですね。『地球村』は地域『地球村』(国内121地域)や会員各人が自主的に活動することが基本です。『地球村』は一つの組織や団体ではなく、賛同する個人や団体が自立して活動し、協力関係(ネットワーク)をもっています。

菅波理事長:
海外支援の評価は、日本人がどれだけ活躍したかよりも、現地の人たちがいかに主体的に動いたかが大切です。国内で121もの地域支部のある『地球村』に学ばせていただきたいと思います。

高木代表 :
こちらこそAMDAの国際活動の知恵と経験を学ばせていただきたい。
私たちは『地球市民連合』構想を提言し、世界的な協力のネットワークを築こうとしています。今後も、ぜひ協力していきましょう。


菅波理事長:
AMDAには相互扶助というコンセプトがあります。なぜ人を助けるのかというと、誰にでも人の役に立ちたい気持ちがあるからです。この気持ちは、民族、宗教、文化を超えています。しかし援助を受ける側にもプライドがありますから、大切なのは、「こちらが困ったときは助けてくださいね」という姿勢ですね。

高木代表 :
同感です。一方的な支援はいいものにならないですね。あくまで自立支援、相手のニーズに応える、気付くチャンスを作り、気付くまで待つことです。
『地球村』は国連NGOとして国連との関係を重視すると共に、NGOとの協力を進めていきます。医療分野ではAMDAさんと協力していきたいと考えています。

菅波理事長:
今回のスマトラ沖地震は被害が甚大ですから医療支援だけでなく、復興支援、自立支援まで続けていきます。ぜひ、ご支援をよろしくお願いいたします。


高木代表 :

わかりました。現地でのご活躍とご報告、楽しみにしています。


※ネットワーク『地球村』では、引き続きスマトラ沖地震への募金を行います。
ぜひ募金をおねがいします。


AMDAのスマトラ沖地震の支援活動状況を下記ホームページでご覧ください。
AMDAのホームページへ

スマトラ沖大津波支援募金の報告 ~AMDAの活動の様子~

ネットワーク『地球村』が、みなさまからの支援募金をお渡したAMDAの支援活動の様子です。(写真提供:AMDA)


AMDAのスマトラ沖大津波の支援活動状況を下記ホームページでご覧ください。

http://www.amda.or.jp/cgi-bin/users/browse.cgi?&check=1&mode=brs#1

人類史上最大規模の大災害

今回のスマトラ沖大地震の破壊力(エネルギー)は阪神大震災の1500倍という巨大地震でした。
今回の地震による津波の破壊力は、1平方メートル当たり1000トン以上と言われています。
モルジブのように一番高いところでも数メートルしかないという国々(島嶼国)を10メートル以上の津波が襲ったのです。
根こそぎ流されていて被害ははかりしれません。
復興には10年、20年かかるでしょう。
100年後も被害の爪あとは残るでしょう。
被害は多くの国に及び、死者は毎日増え続け、12日経過した現時点で死者16万5000人以上、被災者500万人以上。しかし今なお多くの不明者がいますので被害規模は想像を絶するでしょう。

 

国連を中心に各国が政府レベルで動き始めました。
現時点で数千億円の支援額が報道されていますが、復興にはその100倍以上(数十兆円)が必要です。
非常に長期の支援、協力が必要となります。

ネットワーク『地球村』とは

『地球村』とは国連などが提唱している『地球と調和する社会』『幸せな社会』のことです。
『幸せな社会』とは環境破壊だけではなく、いじめや差別、犯罪、飢餓、貧困、戦争などのあらゆる不幸がない社会です。
私たちはその実現をめざし、啓蒙、提言をしています。

お問い合わせ先:
ネットワーク『地球村』事務局
〒530-0027 大阪市北区堂山町1-5 大阪合同ビル301号
電話: 06-6311-0309 FAX: 06-6311-0321
website:https://chikyumura.org/
email:office@chikyumura.org

 

募金のお願い

ネットワーク『地球村』の活動は、みなさまの会費とご支援によって支えられています。
また、各種募金への協力もよろしくお願いいたします。