【環境トピックス】たばこ1000円で死亡者6万人減 (2008年10月4日産経新聞など)
たばこが1000円に値上げされ、禁煙成功率が16%と仮定すると、その後20年間で死亡を約6万人減らせることが、厚労省研究班の試算で分かった。たばこの価格が500円でも禁煙成功率が46%であれば、同等以上の効果があるとしている。1000円で禁煙成功率が46%の場合での試算結果は、死亡者減少数が最大の19万5000人となった。
日本では喫煙の影響による医療費が年間1兆3千億円、病気での労働力損失額は年間5兆8千億円、たばこの不始末による消防費用は年間約2千億円と言われています。たばこによる税収は年間2兆3千億円なので、損害は毎年5兆円となります。たばこが値上げされると、喫煙率が下がることで疾病が減少し医療費が下がります。さらに税収も増える可能性がありますので、早期の実現が期待されます。(『地球村』事務局)