環境トピックス

【環境トピックス】哺乳類25% 絶滅危機  (2008年10月7日毎日新聞など)

各国政府やNGOなどで構成する国際自然保護連合は6日、世界の哺乳類のうち4分の1は絶滅の危機にあるとの調査結果を公表した。世界130カ国の専門家約1800人が協力し調査した結果、絶滅の危機にあるのは1141種に上り、海洋哺乳類120種については、約3分の1、陸上では、南・東南アジアで霊長類の79%が絶滅危機にあった。各地の熱帯雨林で伐採が進み、生息地が減少し、アジアやアフリカなどでは狩猟などで数が減っていることを理由に挙げている。海の哺乳類では、78%の種が漁業の混獲などで影響を受け、60%が海洋汚染の影響を受けている。地球温暖化による北極圏の氷の減少でホッキョクグマやタテゴトアザラシも脅かされている。

絶滅危惧種の数は年々加速して増加しています。人間活動の影響による生息地の消失や環境の悪化が最大の原因です。人間が引き起こしたものは人間にしか止められません。今ならまだ間に合います。現状を知り、できることから取り組みましょう。(『地球村』事務局)