【環境トピックス】欧州、食用クローン家畜の生産・輸入禁止へ (農水省)
欧州議会は9月3日、食用に関する目的でのクローン動物の飼育、販売、輸入などを禁止する勧告を賛成多数で採択した。この結果、EU域内でクローン技術を応用した農産物が食卓に上る可能性はなくなった。今年7月に、欧州食品安全庁が、クローン食品のリスク否定できないとする最終報告書を発表、その結果を受け今回の勧告の採択に至っている。
日本では、昨年一年間で、受精卵クローン牛が316頭、食肉となっていることが報告されています。食の安全について、少なくとも欧州と同じレベルの規制が必要です。(『地球村』事務局)