環境トピックス

【環境トピックス】気温上昇2度以内にとどめるのは不可能? (ネイチャー4月30日号など)

産業革命前に比べて2100年の気温上昇を2℃以内にとどめることを100以上の国々で目標としている。オックスフォード大学などの研究では、産業化が始まって以来(1750年以降)人間が経済活動によって放出した二酸化炭素は、約1兆8400億トン以上(炭素だけで5000億トン)に達し、大幅な排出削減が行われなければ、気温上昇が2℃を大幅に上回る急激な地球温暖化が引き起こされる可能性が高いと報告。また、ドイツの気候変動ポツダム研究所は、2000~2050年の間に二酸化炭素(CO2)の排出量が1兆トンであれば、75%の確率で気温上昇が2℃以内になるが、2006年までにすでに4分の1近くの2300億トン以上を出していると試算。2100年までに気温上昇を2℃以内に押さえるためには、採掘可能な石油や天然ガス、石炭の埋蔵量のうち3分の1しか消費できないことも明らかにしている。この化石燃料は、現在の消費ペースではあと20年で燃やし尽くしてしまう量にあたる。