【環境トピックス】温室ガス新枠組み「先進国、2020年40%削減」 (5月21日毎日新聞ほか)
国連気候変動枠組条約事務局(ドイツ・ボン)は、京都議定書で定めのない2013年以降の国際枠組みの原案を公表した。
削減目標は、中期目標(2020年まで)では、1990年比、先進国全体で「少なくとも25~40%減」や「40%減」など、大きな削減数値を挙げている。さらに長期目標(2050年まで)では、世界全体の排出量を「95%以上減」や「75%~85%減」など、大幅な削減数値を挙げている。温暖化が水資源や健康などに深刻な影響を与え、経済成長や貧困解消を阻害していると指摘。一刻も早い対策実施の重要性を強調した。
これだけシビアな数値を目標とするのは、世界が一致団結して一刻も早く取り組まなければ、未来の人類存続に関わる「地球温暖化」という大きな問題は解決できないということを示しています。先進国、特に日本とアメリカの積極的な対応が不可欠です。 (『地球村』事務局)