ニューヨークでは、自転車専用レーンを倍増させた2007年以降、自転車通勤が150％に増加。駐輪スペースの問題が大きくなったため、市内の商業用施設の自動車駐車スペース10台ごとに自転車駐輪場を設置することと、ビル・テナント（職場）の中に自転車を持ち込めるようビルのオーナーに貨物用エレベーターの設置を義務付けるという条例が可決。2020年までに自転車通勤を3倍にすることを目標にしている。
ロンドンでは、8月14日から10月2日にかけて、毎週金曜日は自転車で通勤するように呼びかけを行っている。2025年までに自転車通勤を現在の4倍に増やすことを目標としている。

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日本では、多くの都市で自転車専用レーンが未整備であったり、駐輪スペースがほとんどありません。その結果放置自転車が問題になるなど、自転車に関して先進国というには程遠い状態です。自動車中心の社会を根本的に見直す必要があります。 　（『地球村』事務局）