【巻頭言】ゆく年、来る年
もう、こんなタイトルを書く季節になったのですね。
この1年、あなたにとっていかがでしたか。来年の抱負はいかがですか。
私も、私個人として、『地球村』として、今年1年を振り返ってみます。
★個人的なこと
①トレーニング
一番大きな変化は、1月からトレーニングを始めたこと。
ウォーキングからジョギングへ、そしてランニングに。
時間がある日は3時間くらい、講演がある日も時間を見つけて1、2時間くらい走っています。
その結果、10キロの減量、体脂肪率10%減少。
来年も続けます。この夏、20年ぶりに再開した金剛山登山にもチャレンジしようと思います。気力、体力、アンチエイジングにも効果的でおすすめです。
②体調の異変
ランニングの影響だと思いますが、7月に突然激しい腰痛に襲われ、「脊柱管(せきちゅうかん)狭窄症(きょうさくしょう)」と診断され、医師に「治らない」「悪化を防ぐために走らないように」と言われましたが、走り続けて2カ月で完治しました。
その検査の際、腎臓結石(11㎜×9㎜)が見つかり、時々激痛に襲われています。近々、手術(体外超音波破砕)を受ける予定です。
さらに前立腺がんの疑いで検査を受け、「がん」はシロでしたが、老化による「前立腺肥大」では苦労しています。
さらに突然の網膜剥離。視力に問題はありませんが飛蚊症で不便しています。
医師に原因を訪ねると「年齢です」「老化です」と言われました。
そういえば、あちこちに変化が出てきましたし、自覚症状もあります。
★『地球村』として
①事務局スタッフが若返り
事務局スタッフは、人数は増減なしですが、平均年齢は10歳くらい若返りました。たまたまベテランスタッフ数人の退職が重なったことで、新人6人を採用したからです。仕事上の不慣れはありますが、事務局が元気になりました。
ぜひ、お気軽にお立ち寄りください。
②講演会、ワークショップ
講演回数(講演依頼)はやや減り、ワークショップが増えています。
講演会は、『地球村』の活動の基本ですので、みなさまにも講演会の主催や、紹介をお願いします。
③支援活動
『地球村』の国際支援は、主として募金や寄付によって支えられています。総額は年間約2000万円。実績は緊急災害支援、飢餓貧困、森林保護、人道支援の順です。
その現地視察として、昨年はカンボジア、今年はフィリピンを訪れ、来年はアマゾンに行く予定です。
★来年は『地球村』設立20周年
思えば、私が交通事故に遭ったのが1981年。
大きな体験、大きな気付き、価値観の転換が起きました。
しかし、かといってすぐに『地球村』を始めたわけではありません。
そこから苦節10年・・・勉強、研究、チャレンジ、試行錯誤、山あり谷あり。
本にも書いたとおり、私自身、家庭、職場、合唱団で試行錯誤、そしてそれぞれの場所で変化、成果が確認されてから、外部に働き掛け始めました。
講演会が増え、賛同者が増え、ビジョンがはっきりして『地球村』を設立することになったのが1991年です。そして、来年2011年は20周年です。
取り組むテーマは「原点に戻る」「初心に戻る」です。
① 事務局スタッフが若返り
② 講演内容も見直し(シンプルに、誰でもわかるように)
③ 講演料も見直し(特別会員、企業会員、団体会員は安く)
④ 記念出版をする
★特別会員にどうぞ
これまで社員と呼んでいたものを特別会員に変えます。
全国の元気な仲間とML(メーリングリスト)でつながります。
多くのメリット(特別会員WS、出版物、講演料の割引など)があります。
ぜひどうぞ。
★冊子『ありがとう』プレゼントを
現状を知れば知るほど、「何かしなければ」「何かしてみたい」と思うようになります。まずは、マイ箸を始めたり、自動車をやめたり、お酒、タバコ、コーヒーをやめたりしますが、それは自分だけの変化です。
周りに働きかけるのに、効果があるのは、冊子『ありがとう』のプレゼントです。「この本、よかったから、どうぞ」の一言で、多くのことが伝わります。
http://chikyumura.or.jp/ec/products/detail.php?product_id=6
★講演会の主催を
もっと伝えたいなあ、と思われる方は、講演会の主催をどうぞ。
「やったことないから・・・」と思うかもしれませんが、なんだって初めがあるのです。まずは、本を読んでもらう、DVDを見てもらう、講演会に来てもらうなどで、熱い気持ちの仲間を増やすことです。ホットな仲間が5人できれば、講演会は可能です。
ぜひ、特別会員になって、講演会の主催にチャレンジしてください。
https://chikyumura.org/activity/lecture/