脱原発への道

救援活動支援(赤ちゃん引越しプロジェクトへの支援)第2便 2011.3.27-30

『地球村』の震災復興支援金から支援をしている、
「ゆいわ」と「心援隊」が共同でおこなう「赤ちゃん引越しプロジェクト(福島県いわき市)」

第2便からの活動報告が届きましたので、以下に掲載いたします。第1便の報告はこちら

■ゆいわ
http://yuiwa.com/

■心援隊
http://kajipito.net/shinentai/PC/
 

赤ちゃん引っ越しプロジェクト第2便は、「炊き出し班」と「赤ちゃん引越し班」の2チームで、
27日に出発し、28日にいわき市、29日に石巻、30日に再度いわき市に入りました。

赤ちゃんの引っ越しを目的としてますが、まずは、「現地の皆さんと リンクして行く!! 」
という事で、炊き出し中心になってます。


「炊き出しから避難所に明るい台所を作ろう!」

『みんなの台所プロジェクト』と命名し、食材と炊き出しセットを積んで和歌山を出発し、
現地でいわき市の避難所の支援を熱心にされているNPOザ・ピープルの方と落ち合い、
中学を周りました。


学校に入ると前回訪れた避難所と同じように皆さん元気のない様子でしたが、
カレーうどんを
作り始めると、
おばさんや、子ども達が手伝ってくれて、あっという間に、想定していた
カレーうどんの他にオリジナル醤油ダシのうどんまで出来上がりました!

避難所の皆さんは、毎日配給される冷たいおにぎりかパンしか食べていません。
一人のおじさんが話しかけてくださって、

「バカなくらい、嬉しいわぁ!あったけぇもんが食べられるなんて、 
 今までで一番嬉しい!」

と最高の笑顔で言ってくださり、胸が熱くなりました。みんな何度もお代わりをして、
「おいしい!」「体があったまるわぁ」と言って食べてくださいました。


始めの雰囲気とはぜんぜん違った明るさと会話がそこにあり、
「自分の役割(仕事)を見つけて動き始める事から、個人とコミュニティは輝き始める」
という事を心から感じました。


食材と一緒に炊き出しセットを置いていく、「みんなの台所プロジェクト」は、
必要なところでは本当に大きな喜びや明るさを得る事ができることが分かりました。

『地球村』の皆様からのご支援、本当にありがとうございました。