【環境トピックス】日本も携帯電話の電磁波のリスクを調査(米バイオテクノロジー情報センターほか)
世界保健機関(WHO)の専門組織である国際ガン研究機関は、携帯電話の電磁波とガン発症の関連性について、脳腫瘍の危険性が限定的ながら認められると発表した。日本でも同様に、携帯電話の使用と脳腫瘍の関連が22カ所の病院で調査された。その結果、週1回以上の携帯電話の使用頻度で1年間使用すると、脳腫瘍ができるリスクは1.08倍に、5年間使用すると1.14倍になることが分かった。さらに、毎日20分以上の使用頻度で1年間使用すると、脳腫瘍ができるリスクは2.74倍に、5年間使用すると3.08倍になることが明らかになった。調査に当たった東京女子医大は、携帯電話をよく当てる側の脳に腫瘍ができるケースが実際に見られたと報告している。