脱原発への道

梅雨時期の放射能対策

関東地方は6月8日頃、福島県など東北南部は12日頃に梅雨入りが見込まれています。

梅雨時の具体的な放射能対策についてまとめました。

 

【雨に濡れたとき】
・肌が濡れた場合、放射性物質が肌に付着し、微量とはいえ被曝することになります。傘だけでなく、レインコートを用いるなど、雨に濡れないことが大切です。
・放射性物質は髪の毛に付着しやすいので、雨に濡れた場合は、帰宅後すぐに髪を洗いましょう。
・子どもは背が低く、放射能にさらされやすいので、雨に濡れなくても洗髪するなど注意が必要です。


【急な夕立ちなどで洗濯物が濡れたとき】
・服の繊維の中に放射性物質が残ってしまうので、もう一度洗濯しましょう。
・雨の降り始めは空気中の放射性物質が一気に落ちてくるので、放射線量が高くなります。念のために洗い直しましょう。

 

【水道水や井戸水は飲んでも大丈夫?】
・マンションなどで屋上に貯留タンクが設置されている場合は、水道水にも注意が必要です。タンクの中に雨水が混入しないようにしましょう。

 

【梅雨時に近づいてはいけない場所は?】
・水たまりに近づかないようにしましょう。
・噴水は放射性物質をまき散らす恐れがあるので、近づかないようにしましょう。
・芝生や草むら、側溝、植え込みの付近は、放射性物質がたまりやすい場所なので、近づかないようにしましょう。

 

最も大切なことは、情報に関心を持ち、必要なことを理解し行動することです。
そして、周りの人にも情報を伝えて、一緒に行動するようにしましょう。