環境トピックス

【環境トピックス】アフリカで最悪の食糧危機(WFPほか)

世界食糧計画(WFP)は、アフリカ北東部では現在、過去60年間で最も深刻な食糧危機が発生しており、約1100万人が食糧不足に直面していると発表した。

食糧危機が深刻なのはソマリア、エチオピア、ケニアなどで、特にソマリアが最も深刻な状況で、過去2年の干ばつによる農作物の収穫量減少により、人口の3割に当たる約300万人が食糧不足に直面していると推定されている。

また、ケニアやエチオピアでは、ソマリアからの難民流入で食糧価格が高騰し、農村部の貧困層を中心に食糧を購入できない事態となっている。

WFPは、国連機関や各国政府、NGOなど、国際社会が結束して事態に対処することが必要だと結論付けている。

 

●アフリカ北東部の食糧危機の詳細については、こちらのHPをご覧ください。

・国連UNHCR協会(http://www.japanforunhcr.org/

・WFP 国連世界食糧計画(http://www.wfp.or.jp/kyokai/index.html