脱原発への道

日本にできるか脱原発!意思表示しよう!変えよう!日本

政府や地方自治体の脱原発に対する動きをまとめました。

 

【政府の動き】

 

【3月29日】
・政府は福島第一原発の事故を受けて、2030年までに14基の原発の新規増設を目標に掲げた「エネルギー基本計画」を見直す方針を発表。(読売

 

331日】

・菅首相は、福島第一原発16号機のすべてを廃炉にする見解を示した。(AFP

 

【5月9日】
・菅総理大臣は、福島第一原発の事故を受けて、定期検査で停止中の浜岡原発3号機、運転中の4号機、5号機の運転停止を中部電力に要請。要請を受けた中部電力は、臨時取締役会で浜岡原発のすべての原子炉の運転停止を決定した。(毎日

 

【5月11日】
・菅首相は、原子力に軸足を置いたエネルギー政策の見直しを表明。(毎日

 

【5月19日】
・菅首相は、電力事業の地域独占見直しや発電部門と送配電部門の分離(発送電分離)を検討する考えを示した。(毎日

 

【5月26日】
・菅首相は、総電力に占める自然エネルギーの割合を2020年代の早期に20%へ拡大する方針を表明。(毎日

 

【5月31日】
・政府は2020年を目途に電力事業の地域独占見直しや発電部門と送配電部門の分離(発送電分離)を検討する考えを示した。年内にも基本方針をまとめる方針。(共同

 

【7月13日】
・菅首相は「計画的、段階的に原発依存度を下げ、将来は原発がなくてもやっていける社会を実現する」と述べ、将来的には原発を全廃する「脱原発」の姿勢を示した。(毎日


【7月15日】
・文部科学相は、菅首相の脱原発宣言を受け、高速増殖原型炉もんじゅについて、開発中止も含めて検討していく考えを明らかにした。(東京

 

【8月2日】
・政府は、福島第一原発の事故を踏まえ、2050年頃までの脱原発の工程表を作る方針を発表しました。電力会社による地域独占体制の見直しや、電力会社から送電部門を切り離す「発送電分離」の検討も掲げています。(朝日

 

【自治体の動き】

 

【3月15日】

山口県知事、中電に上関原発の建設工事中断求める(毎日


【3月29日】
米子市議会は、島根原発で実施予定の核燃料を再利用するプルサーマル計画の中止など、原子力政策の根本的な見直しを政府に求めることを可決。市議会が同計画の中止要請にまで踏み込むのは異例。(読売

 

【3月30日】
・東京電力は、福島第一原発1~4号機の廃炉を明言。(読売

・山口地裁(裁判長・飯田恭示)は、中国電力の申し立てにより、上関町祝島などの原発反対派住民らが上関原発建設予定地の海岸で工事を妨害した場合、1人1日当たり70万円支払うように命じた。
島民の会の山戸孝運営委員は「何をもって1日1人70万円と決めたのか、全く根拠がない。審尋すら開かれておらず、決定は理解しがたい」と反発。広島高裁に抗告を申し立てる方針だ。(朝日

福島第一原発の事故を受けて、定期検査などで停止中の原発28基の運転を再開できない状況が続いている。九州電力は、地元住民の不安などを理由に、停止中の玄海原発の運転再開を当面延期すると決定。(東京

 

4月1日】

・鹿児島県出水市、いちき串木野市、薩摩郡さつま町、出水郡長島町の4市町は、九州電力川内原発3号機の増設計画の一時凍結を九州電力に求めることを決定。(読売西日本

 

【4月2日】

・上関原子力発電所の建設を計画している中国電力(広島市)は1日、建設予定地の周辺海域で反対派住民らによる妨害行為を禁じるよう山口地裁に申し立てていた仮処分を取り下げたと発表した。(読売

 

【4月6日】

・総務省は、電気通信事業者関係団体(※)に対し、東日本大震災に係るインターネット上の流言飛語について適切に対応するよう要請。「インターネット利用者に対して注意喚起を行うとともに、サイト管理者等に対して、法令や公序良俗に反する情報の自主的な削除を含め、適切な対応をとることを要請し、正確な情報が利用者に提供されるよう努める。」(総務省)(伝達文

(※)社団法人 電気通信事業者協会、社団法人 テレコムサービス協会、社団法人 日本インターネットプロバイダー協会、社団法人 日本ケーブルテレビ連盟

 

428日】

・大阪府知事は福島第一原発の事故を受けて、原発新設と原発の更新を止めるべきとの見解を示した。(毎日

 

【5月10日】
・広島市長は、政府に対して、脱原発も含めたエネルギー政策の見直しを求めた。(朝日

 

【5月16日】
・島根県知事は福島第一原発の事故を重視し、定期検査中の島根原発1号機について、福島第一原発1号機とほぼ同時期に稼働したことなどを踏まえ、廃炉も選択肢の一つとの認識を示した。(中国

 

・14日に全炉停止した浜岡原発を巡り、静岡県湖西市長は「生涯をかけて原発を止めたい」と脱原発を表明。(朝日
 

【5月20日】
・東京電力は、事故が起きている福島第一原発で計画していた7号機、8号機の増設計画を中止すると発表した。(朝日

 

・福島県知事は、福島第一原発の1号機~4号機までの廃炉と、7号機と8号機の増設計画の中止について、当然の結果、結論という見解を示した。(NHK

 

【5月23日】
・福井県知事は、定期検査で停止中となっている県内の原発の再稼働について、再稼働は認めない姿勢を示した。(朝日

 

・山口県知事は福島第一原発の事故を受けて、上関原発の建設を許可しないと表明。(毎日

 

【8月5日】
・福島県南相馬市は、「福島第一原発の事故を受け、将来的にも住民を脅かす原発を認めない。交付金を受け取らないことで、新規立地に反対する市の立場を明確にできる」と述べ、原発交付金の受け取りを今年度から辞退する方針を固めました。(朝日

 

【9月7日】
・福島県浪江町は、南相馬市に引き続いて、原発交付金の受け取りを今年度から辞退する方針を固めました。(朝日

 

 

日本政府は、今もなお原発推進路線を変えていません。

今こそ私たちが脱原発に向けて声をあげる時です。