巻頭言

【巻頭言】ブータンツアー(1)

9月3~11日、『地球村』のメンバー15名(公募)で「GNHの国 ブータンツアー」を実施しました。出発日は台風12号の最接近日で、私たちが乗る予定の国際便は9時間遅れ。空港で長い長い時間を過ごしました。(^_^;)

 

※10月9日(大阪)と12月24日(東京)ブータン報告会を企画しています。

★なぜブータンなのか

ブータンといえば、もっとも有名なのはGNHです。
1972年、GNHは第4代ブータン国王(当時16歳)の言葉から発している。
「国にとって大切なことは、金銭的、物質的豊かさより国民全体の幸せである。GNP(Gross National Product=国民総生産)よりGNH(Gross National Happiness=国民総幸福量)が大切。ブータンをGNHで世界一の国にしたい」
1976年、国王(当時21歳)は国際会議で演説。それ以来、GNHは世界から注目され、デンマーク、スウェーデン、ドイツなど多くの国がチャレンジしている。私たちの今回のツアーの目的も、まさに、「GNHの国の現状を見て、体験したい」ということだった。

★ブータン・パロ空港到着

飛行機は、山の間をかすめて降下する。あとで聴くと、「離陸も着陸も世界で最も難しい」とのこと。ああ、こわ~~~!(>_<)
パロ空港はブータン唯一の空港ですが、とても小さな空港で、duty freeの店はコンビニより小さな店が一つだけ。(@_@;)

★ガイドはジュルミさん

私たちをにこやかに迎えてくれた人、ジュルミさんはブータン人ですが、日本にも住んだことがあり、日本人の女性と結婚し、旅行会社と日本語学校を経営しています。NHKのブータン特集番組のガイドをしたり、「地球の歩き方(ブータン編))にも登場する名ガイドでした。とても親切で心配りのある方で、ガイドとして実にすばらしい方でした。(^_^)v (^o^)/

★空港のある町パロ

まず最初の訪問地は、空港のある町パロ。
ブータン第二の大都市、といっても人口2万人ほど。写真で見た通りのブータン独特の建物、ゾン(お寺+役所)、人々の服装(男性はゴ、女性はキラ)
・・・すべて感動的!みんなで写真、撮りまくりでした。(^_^)v (^o^)/
ブータンの人は、顔つきも体格も雰囲気も日本人そっくり。
こちらが「クズザンポー(こんにちは)」と声をかけると、笑顔で返事を返してくれますし、目が合うと、笑顔で挨拶をしてくれます。
とにかく友好的!それにも感動しました!

★食事

食事は、毎回ほぼ同じメニュー。ご飯(赤米、炒めご飯)、サラダもの、炒め物、スープもの、辛子料理のバイキング。みんなに合わせて一日三食にチャレンジしましたが、私の苦手なパクチー(香菜)と辛子がメインでしたので、食べすぎになりませんでした。(^_^;) (-_-;) f^_^; 

★国教はチベット仏教

日本も建前は仏教国ですが、ブータンは本音で仏教国(チベット仏教)でした。
あちこちに仏教の建物、マニ(回転するお経)、ダルシン(五色の旗)が飾られ、町の中心にゾンがあります。ゾンは、お寺と役所の機能があり、坊さんが修行したり生活する場所でもあります。日本のお寺と違って、人々の生活につながっています。

★アーチェリー

到着した初日は、食事、ゾンの見学、ショッピングなど、ゆっくり過ごしました。その中で、ブータン古来の弓の射的競技を見ました。
なんと145メートルの距離から1メートル四方より小さい的を射るのですが、私たちには的さえ見えないのに、やっている人たちは、矢も見えていて、射た瞬間から、「ダメ!ダメ!もっと上!もっと右!」とはやし立てたり、「おっ、いい感じ!」とほめたり、当たれば全員で祝福の踊りをするのでした!


145メートルで的を射るのはすごいし、彼らの視力にも驚き、それ以上に、ゲームに興じている彼らの姿に感動!夕方は、別の人たちの洋弓のゲームを見て、その技量と視力にさらにびっくり! (@_@;)

翌日から、1週間のブータンツアーがスタート。
大きな荷物(トランク)はバンに積み、一行はマイクロバスで移動。
主要都市(パロ、ティンプー、プナカ)は標高2000メートル以上。
移動のほとんどは山道。細いくねくねしたでこぼこ道で、ガードレールはなく、あちこち山崩れや落石、路肩の崩落があり、落ちると数百メートルは転落間違いなし。落ちても数日は見つからないだろうという断崖絶壁・・・
そういう道をかなりスピードで走るのですからスリル満点、
女性たちは何度も悲鳴を上げていました。(^_^;) (-_-;) f^_^;

つづく