環境トピックス

【環境トピックス】バイオ燃料のために森林破壊が進行

タイ北部の山岳地帯でバイオ燃料用とうもろこしの栽培が急増し、森林の違法伐採による“ハゲ山”が広がっている。

地元の少数民族モン族が収入を得るために伐採禁止の国有林を農地化。

山の保水力が低下し、雨季には地すべりや洪水が度々起きるようになっている。

またこのトウモロコシの種子は遺伝子組み換えにより、特定の農薬を使っても枯れないように開発されているが、農薬で微生物が死滅するため土地は年々痩せ、数年でトウモロコシの実が実らなくなった畑も出ている。

4月29日東京新聞

「環境にやさしい」と言われるバイオ燃料のためにタイ北部では森林破壊、土壌流出が起きています。
原子力発電も発電時には地球温暖化ガスを出さないのですが、原料であるウラン鉱山のあるオーストラリア・カナダ・旧東ドイツ等などでは、放射性廃棄物(ウラン残土など)で作業員や周辺住民のガンの多発など放射能被害が出ています。

「今、ここでの安全・安心だけでなく、それがどこから来て、どこへ行くのかまで含めて、考え行動することが、わたしたちに求められています。

(渡辺裕文)