環境トピックス

【環境トピックス】世界の風力発電、10年で10倍!

世界風力エネルギー協会は、2011年の世界の風力発電の設置状況をまとめたリポートを公開した。
2011年の風力発電の設備容量は全世界で約2億3800万kWに達し、2001年の設備容量(約2400万kW)の10倍に急増している。
世界で最も設備容量が多いのは中国で世界の約4分の1(6300万kW)、その後、アメリカ(4700万kW)、ドイツ(2900万kW)と続いている。EU全体での設備容量は1億kW(2012年9月)、原発39基分の発電量、5700万世帯の消費量にあたる。アメリカは「成長著しい世界的産業」と風力発電を位置付け2011年だけで680万kWを新設、中国は2011年だけで1800万kWを新設している。
一方、日本は250万kW(13位)、新設は17万kW(世界の新設の0.4%)と大きく遅れている。

(世界風力エネルギー協会、10月2日 共同通信ほか)