地球は今

【地球は今...】工夫しよう 冬の節電

電力需給を月別で見ると、夏のピークが8-9月、冬のピークは1-2月です。
冬の節電は夏に比べあまり注目されていませんが、今年はご家庭で「冬の節電」に取り組んでみましょう。

 

●冬のエネルギー需要

部屋の設定温度や、照明の使用時間は、エネルギー消費に大きく影響します。
夏⇒28℃ 日中の気温が35℃を越えても、温度差は10℃以下。それに比べ・・・
冬⇒20℃ 東京の1月の平均気温6℃から考えても温度差は10℃以上。
冬は日照時間も短いため、夕方の照明の需要でもエネルギーは消費増。
電気だけでも夏と同じだけ消費していますが【右図】、さらに、暖房は電気だけ
ではなく灯油やガスなど用途が多くあり、それらを合計すると、実は暖房のエネルギー消費は夏の冷房よりも何倍も多いのです。

●効率的に快適な部屋を作るポイント
以下の6つを調節したり、組み合わせることで体感温度は変わります。

①温度 :資源エネルギー庁の推奨している冬の設定温度は20

②湿度 :湿度を15%上げると、室温が1℃下がったとしても体感温度は変わりません。加湿器や植物と置くことをお勧めします。植物はインテリアとしても最適♪

③風 :すきま風を無くしましょう。扇風機を上向きに軽くかけ、部屋の上部の暖かい空気を循環させましょう


④放射 :窓は厚手で床まで届くカーテンを付けましょう

⑤服装 :エアコンの温度を上げる前に厚着で体感温度を上げましょう!カーディガン+2.2+2.5靴下膝掛け+0.6

⑥作業状態 :じっとしていては寒い…家事など、積極的に動いて身体を暖めましょう♪ 頑張った後は温かい食事でホッと一息♪

●知ってましたか?
一人ひとりの省エネは少なくても、全世帯で省エネすれば、大きな効果に!(資源エネルギー庁)

3つの省エネでこんなに効果が! 

・冷房の設定温度を27から28℃に  
・暖房の設定温度を21から20℃に
・冷暖房の時間を11時間減らす

     

【1年間で】
消費電力約200kWhの削減!
◎原油換算で、200Lのドラム缶2515万本→東京ドーム4分!
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冬の節電も、無理なく楽しく続けることが大事♪ ちょっとした工夫で簡単に節電できますよ(●^o^●) 

地球にやさしい暮らしをしましょう。