環境トピックス

【環境トピックス】2012年世界のCO2排出量は過去最高! 観測史上最暑の10年間を記録!

IEA(国際エネルギー機関)の報告書によると、2012年の世界の二酸化炭素排出量は前年比1.4%増で過去最高となった。

最大排出国の中国は3億t増、また、福島第一原発事故の影響を受けた日本は7千万t増となった。

さらに、2001年から10年間、世界の平均気温は観測史上最高を更新した、と国連が報告している。

同期間中の気温上昇はかつてない速さで進み、この期間に全国平均気温の最高記録を更新した国は44%に上っている。

また、異常気象による犠牲者は37万人を超えたとされる。

一方、2012年にCO2排出量2位だった米国では、石炭からシェールガスへの転換が進み、排出量が2億t減少した。

さらに、EU諸国でも5千万t減となっている。 日本でも、火力発電から再生可能エネルギーへの早急な移行を推し進めて、CO2削減を目指し、努力していかなければならない。

20137IEAAFP通信ほか