【環境トピックス】IPCC報告書第一部会・温暖化疑う余地なし!
IPCCほか
9月27日、国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は、温暖化の主要な原因は人間活動だとする第5次評価報告書を公表した。1750年以降、大気中の二酸化炭素(CO2)濃度は40%増加、過去80万年で前例のない高さにあり、世界の平均気温はすでに0.85℃上昇(1880~2012年)している。今世紀末の気温上昇は最大4.8℃、海面上昇は最大98㎝と発表されたが、その後も引き続き上昇していくと予測されている。それに伴い世界各地で熱波や豪雨、竜巻などの「極端な気象」が頻発、さらには、海に溶けるCO2がもっと増えることで、生態系への悪影響が懸念される海洋の酸性化も進むと警鐘を鳴らしている。
もっとも重要なことは「人類が便利さを追求してきた結果、地球温暖化を進めたことが確実になった」ということ。必要なことは、①現状を理解し、②自分の生活を改め、③グリーンコンシューマを増やし、④社会を変えること。 ⑤政治家や企業に対して意思表示すること。「NOにはNOを!」 |