環境トピックス

【環境トピックス】地熱発電15年ぶりに新設

地下に溜まった熱水と蒸気の力で電気を作る地熱発電所の計画ラッシュが起こっている。火山国・日本の地熱資源埋蔵量は世界3位で、原発約23基に相当する。原発を推進してきた政府も支援を始めた。周囲の温泉業者の反対で進まないケースもあるが、「既存の発電所で周りの温泉の湧出量が減ったり、温度低下が起きたことはない」とエネルギー庁は話す。地元と共生できるよう、地熱を利用した暖房設備の整備など、地元に恩恵をもたらす仕組みが必要と指摘されている。浮上している計画が進めば、原発ゼロ社会を後押しすることになる。

2013年10月20日東京新聞ほか
 
原発の寿命は40年だが、地熱発電所は半永久的に動かすことができ、総合的なコストは安くなる。大量発電は難しいが、ほかの再生可能エネルギーより気候条件に左右されず、安定した電力供給が可能な地熱は日本の財産だ。地産地消のエネルギーへとシフトしていくために、一人ひとりが声を上げていこう!