脱原発への道

福島県管理不備:児童公園に汚染土

2013年12月17日福島民報ほか

福島県白河市の県営住宅の除染で出た土砂などの廃棄物が保管袋に入れられたまま、同住宅敷地内の児童公園の地表に、子どもが自由に近づける状態で保管されていたことがわかった。県は不適切な管理方法であったことを認め、現在は保管場所に立ち入りできないように柵で囲っている。

環境省のガイドラインでは、生活圏と保管場所との境界線上の空間放射線量が毎時0.23マイクロシーベルト以下になるよう安全策を求めている。しかし、囲い設置後も、毎時0.23マイクロシーベルト以下になったのは1カ所のみで、残る4カ所のうち最も高い1カ所で同0.7マイクロシーベルトが計測されている。