環境トピックス

【環境トピックス】温暖化ガス40~70%削減が必要IPCC

国連IPCC(気候変動に関する政府間パネル)は、温暖化ガスの排出量を2050年までに年間40~70%削減すれば、世界の平均気温の上昇を2℃未満に抑えられる可能性があるとする第5次第3作業部会報告書をまとめた。現在の状況が続けば、2100年までに地球の平均気温は最大4.8℃上昇すると警鐘を鳴らしている。気温上昇を2℃未満に抑えるためには、2010~2050年の間に排出量を40~70%削減し、2100年までにゼロに近づけることが必要で、削減の実現のためには、再生可能エネルギーなどを3倍以上増やす必要があるとしている。