【環境トピックス】森林生物種の半数が絶滅の危機
国連食糧農業機関(FAO)は、森林生物種と亜種8000種の約半数が絶滅の危機に直面していると報告、緊急対策の必要性を呼びかけている。主な原因は、気候変動や開発による森林縮小により生物多様性が失われたことだが、最近20年間で森林の大半を失った国として、ブラジル(アマゾンを含む)、インドネシア、ナイジェリア、タンザニア、ジンバブエ、コンゴ民主共和国、ミャンマー、ボリビア、ベネズエラ、オーストラリアの10カ国を挙げ、特にブラジル、インドネシア、ナイジェリアでの森林消失は激しい。これは私達の生存に欠かせない「森の恵み」の消失を意味する。
(FAO報告書、6月4日AFP通信)
森林破壊は、私たちの肉食、家畜の飼料(大豆、とうもろこし)、コーヒー、チョコ、バナナ、パイナップル、マンゴなどの大量消費に起因する。
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