環境トピックス

【環境トピックス】「顧みられない熱帯病」対策が必要 WHO

世界保健機関(国連WHO)は、デング熱やハンセン病、睡眠病など、「顧みられない熱帯病」対策のために、数十億ドル規模の追加資金が必要だと呼びかけている。「顧みられない熱帯病」と呼ばれる17の疾病によって、世界149カ国で約15億人が感染し、年間50万人が死亡するほか、病気による身体障害で生活が困難、貧困となるなど影響を受けている。

日本政府の支援金はWHOが求める金額の1%以程度。「イスラム国との戦い」よりも、このような人道支援こそ、日本が世界平和に貢献する道ではないだろうか。

(2015年2月19日AFP)