【環境トピックス】地球温暖化で生物種16%に絶滅の可能性
地球温暖化による影響で生物種の16%が絶滅の危機に直面する可能性があると、
米コネチカット大学の教授が研究論文を米科学誌サイエンスに発表した。
地球温暖化が世界の動植物に与える影響についての、
これまでの研究131件を分析、温度の上昇とともに、
危険にさらされる種の数も増えていくと結論付けている。
地球の温度が2℃上昇すると、絶滅の危機に瀕する種は5%、3℃で8%。
4.3℃の上昇で生物種の6分の1にあたる16%が
絶滅の危機に直面する可能性があるとしている。
また、地域ごとに異なる危険度にも触れ、南アメリカで23%、
ニュージーランドとオーストラリアで14%の生物が絶滅の危機に直面することになる。