環境トピックス

【環境トピックス】「2015年は史上最も暑かった年」に

英気象庁は、1~9月の観測結果が、
産業革命以前の気温から1.02℃上回っていると発表した。
国連世界気象機関(WMO)も、
地球温暖化により2015年が観測史上で最も気温の高い年になると警告。
このままだと、世界の気温上昇が継続することは避けられないとしてる。
COP21の参加国は温暖化ガスの削減目標を提出している。
仮に各国の提出した目標が100%達成されたとしても、
地球全体の気温は確実に3℃前後上昇してしまう。
気温上昇がたった2℃も超えるだけで、海面上昇や
氷河・氷床の消失など取り返しのつかない影響を受ける。
3℃の上昇は、そのリスクが更に高くなるということだ。

日本などの排出大国が、
率先して削減することが求められているなか、
日本は世界第5位の排出国でありながら、
いまだに経済優先、環境には消極的な姿勢で、目標値も低い。
私たちの身近なところから、省エネ、節電、節ガスを
行っていくことが大切である。
11月26日 AFP