【環境トピックス】フランス、スーパーの食料廃棄を禁止
世界の食糧生産量の約3分の1が廃棄されている。
フランスは今年2月から、大型スーパーに売れ残りの食料の廃棄を法律で禁じた。
廃棄される食品のうち、品質に問題のないものは慈善団体へ寄付、
また、人の食用に適さないものは家畜の餌や堆肥としての転用が義務付けられた。
これによって、数百人に無料の食事を提供できるようになるという。
この法律は、一人の地方議会議員デランバーシュ氏の努力の結果だ。 彼はネットから署名ができる「Change.org」を利用し、 SNS上で、食品廃棄禁止の署名運動を開始した。 わずか4ヶ月間だったが、フランス国内だけで21万以上の署名が集まった。 彼はこれを嘆願書とともに議会に提出した。 これがこの法案成立の原動力となった。 |
【2月17日毎日新聞ほか】