環境トピックス

【環境トピックス】欧州の温暖化ガス削減目標2020年に最大30%削減 (欧州委員会ほか)

欧州連合(EU)首脳会議は3月9日、二酸化炭素など温室効果ガスの排出量を2020年までに1990年比で20%以上削減する政策案を可決した。

この政策案では、他の国の政策によっては、削減目標を最大30%とするとしている。さらに、風力発電など再生可能エネルギーの比率の20%義務化、自動車燃料の10%をバイオ燃料にするなどの具体策も盛り込まれている。今後、目標達成を確実にするために、首脳会議で具体化した政策に関して、年内にも法案を策定することになっている。

イギリスは2005年に温暖化ガスを15%削減し、京都議定書の削減目標(?13%)を達成し、さらに厳しい国内目標 (-20%)を目指しています。家庭からの温暖化ガス排出は5%の削減がなされるなど市民の取り組みが成果をあげています。一方、日本は2005年には8%増加、特に家庭からの排出は37%も増加しています。私たちの真剣な取り組みが求められています。