【環境トピックス】日本のエネルギー政策は原発推進を維持
- エネルギー基本計画閣議決定
- 官民で次世代原子炉開発 協議体設立
世界の多くの国々は、福島原発事故を受けて原発から撤退し、パリ協定を受けて石炭火力からも撤退している。 2030年までの再生エネ比率をドイツは 65%、フランスは 40%を目標にした。 コスタリカでは、電力は再生エネ 100%をすでに達成し、すべてのエネルギーの脱化石燃料に取り組んでいる。 一方、あの悲惨な原発事故を体験した日本の政府が、原発を再稼働し、次世代型原発を開発しようとし、原子力 20~23%、再生エネ 22~24%、石炭火力 26%にする計画はいかがなものなのか。 安倍政権は国民の声に耳を傾けないのか。 核廃棄物の最終処理は 10万年の保管管理が必要だ。しかし、その技術も地震や地殻変動を考えれば、安全の保障はあり得ない。(高木善之) |