【環境トピックス】危機的速さで湿地が消滅
世界の全湿地は、1970年から2015年の間に 35%が消滅しており、現在 1200万㎢(日本の面積の 30倍以上)だが、消滅速度は加速し、森林の消滅速度の 3倍であると発表した(ラムサール条約事務局)。
湿地は、人間や陸上生物の生存に必要な真水の大部分を供給し、湿地で生きる動植物は生物種全体の 40%以上である。
特に湿地固有の動植物は生存が危ぶまれており、4分の1は絶滅の危機に瀕しているとされる。
国を挙げての湿地とそこに生息する生き物の保全計画が求められる。
【9月27日 AFP他】