【環境トピックス】日本も関わっている世界の児童労働
世界では子ども(5~17歳)の10人に1人が働いていて、その人数は約1億6千万人にのぼる。児童労働との関わりが多い産品は、チョコレートの原料のカカオ豆や、食品や日用品に多く使われるパーム油、携帯電話や電気自動車など蓄電池に使われるコバルトなどだ。メーカーなどは原材料の調達から製造や加工、流通にいたる全体で児童労働がないか調べて対応することが国際的な基準になっている。日本ではこの認識が乏しい。私たちも責任ある消費者として事実を知り、声をあげていこう。
【7月10日 朝日新聞】