環境情報

【環境トピックス】ニューデリー 大気汚染で学校閉鎖

インドの首都ニューデリーは人口約2000万人で世界で最も大気汚染が深刻な都市のひとつだ。工場のばい煙や車の排ガス、焼き畑の煙などが上空に分厚く垂れ込める冬季が特にひどく、微小粒子状物質(PM2.5)の濃度はWHOが定める1日当たりの最大値の20倍を超えた。大気汚染の悪化を受け、市内の学校が1週間、通学停止となった。

日本など先進国が消費するものの多くは、新興国や途上国で作られる。現地の輸出製品を作る工場や石炭火力発電所などから生じる大気汚染物質による健康被害を私たちは、他国に押しつけている。大気汚染などの環境問題をきちんと管理し、対応している企業のものを選ぶようにしよう!

【11月14日 AFP他】