環境情報

【環境トピックス】深刻な宇宙ごみ問題に追い打ち、ロシアの実験

人工衛星によって通信や気象予報、GPSなど人々の生活を支えられているが、地球の周回軌道上には機能停止した衛星やロケットのごみが9600トンもあり問題となっている。これに追い打ちをかけるようにロシアが15日に自国の人工衛星に向けてミサイルを試験発射し、数千個の宇宙ごみが発生し、国際宇宙ステーションの乗組員が緊急避難することになり、「無謀で危険な行為」と科学界からも非難の声が相次いだ。

宇宙ゴミは大小のものが数億個存在。ソフトボール以上の大きさ(人工衛星が破壊)は2万6千個以上、ビー玉程度(宇宙船が破損)が50万個以上、1ミリほどの断片(宇宙服に穴が空く)が1億個以上ある。ゴミ同士の衝突によって個数も増え続けている。海のプラスチックゴミ問題と似ている。


 【11月18日 CNN】