【環境トピックス】地球上の人工物量、生物量を上回る
「プラスチックやコンクリート、アスファルトなど人間がつくり出した人工物の重量が、植物や動物など生物の重量(1.11兆トン)を上回った」と英科学誌ネイチャーに研究チームが発表した。それによると、20世紀初頭の人工物量は生物量のわずか3%程度だったが、第2次世界大戦後、都市開発などで人工物量が急増。一方、森林伐採や土地利用の変化などで生物量は減少。人工物量は年300億トンずつ増えており、このままでは2040年には人工物量は生物量の3倍を超えるという。
【12月14日 朝日新聞他】