『地球村』のスタンス

ウクライナ問題(2022.03.01)

IPCC世界会議、ONLINE会議の冒頭でロシア代表団のオレグ・アニシモフ氏が「この紛争を防ぐことができなかったすべてのロシア人を代表して、謝罪を表明させてほしい。現在起きているウクライナへの攻撃には何の正当性も見つけることができない」などと述べたという。アニシモフ氏はロシアの国立研究機関に所属する気候科学者。

★ロシアのウクライナ侵攻
 過去の世界大戦と同じ。
・1914年6月28日、ボスニア訪問中のオーストリア王族夫妻がセルビア人に暗殺される事件が起き、7月28日にオーストリアはセルビアに宣戦を布告、オーストリア側にドイツ、セルビア側にロシアが参戦。英仏露の三国協商により英国とフランスもドイツに宣戦した。
・1939年9月1日ドイツ軍によるポーランド侵攻と同年9月17日のソビエト連邦によるポーランド侵攻が発端。イギリス・フランスによるドイツへの宣戦布告により、ヨーロッパは戦場と化した。
・いまは同じ状態。
 世界は直接の軍隊による参戦以外の方法で参戦している。

・停戦協議、形の上だけ。ロシア側のアリバイ工作。6時間半。
ロシアの高官「ロシア代表団の人選は専門家はいない。本気で交渉するつもりはないと思う」ロシア「ウクライナ全土の非武装化、中立化、政権放棄」ウクライナ「全土から撤退」持ち帰り。

・『ロシア非難決議』がロシアの拒否権で否決された国連安全保障理事会は国連総会を開催を要求、国連は拒否権が使えない国連総会で『ロシア非難決議』を成立させる方向で動き出した。

・トヨタはサイバー攻撃により国内の全工場の生産停止、1日13,000台(売上1日500億円)ロシア経済制裁の報復か

・安倍晋三氏は、米国との『核兵器共有』(ニュークリア・シェアリング)に言及。
・岸田首相は「非核三原則を堅持するわが国の立場から『核兵器共有』は認められない」と否定。