『地球村』のスタンス

東日本大震災(2022.03.11)

★3月11日
あれから11年、避難者はまだ3万8千人。
・復興費用は、被災者支援、除染、防波堤(高さ15m、長さ400km)、町、居住地域の移転費用、嵩上げ費用など32兆円、
 一人当たり約30万円、うちは5人家族だから150万円、こんな計算が正しいかどうかわからないが、被害規模の大きさの理解の目安にはなる。

★双葉町の現在
大越健介(元NHK、いま報道ステーションのベテランキャスター)が町を訪問する映像を見た。廃墟の街……
・お店に入ると商品が並べられたまま……
・家に入ると生活が止まったまま……
・小学校に入ると、教室のは机の上にはランドセルが置かれたまま、黒板にはいろんな文字で「落ち着いて」「大丈夫」「津波は来ない」などが書かれていた。逃げるまでの僅かな時間に励まし合っていたのだろう。その中には、生き延びた子、亡くなった子もいたのだろう。
・双葉町役場に入ると、ホワイトボードに福島原発の異常事態が克明に記録されていた。その最後には「圧力が異常に上がっている、圧力を下げるために放出」と書かれていた。そこで逃げ出したのだろう。
生き延びた人と亡くなった人がいたのだろう……
大越健介も声を詰まらせていた。
私も……