『地球村』のスタンス

ウクライナ問題(2022.04.21)ーフィンランドについてー

★フィンランド
・19日にお話したように、フィンランドはこれまでロシアなどから何度も侵略され、国土の12%を奪われ苦しめられた結果、長く中立政策を続けてきたが、今回のロシアのウクライナ侵攻で、ついに大きく政策転換しNATO加盟へ動き出した。
・最新の調査では「賛成68%、反対12%」(賛成は過去最大)
・マリン首相(36歳)は、生い立ちは父親がアルコール依存で離婚、母親は同性パートナーの家庭で育った。貧しかったがアルバイトをしながら大学に進学、27歳で市議会議員、30歳で国会議員、33歳で世界最年少の首相に。
・若いが国民の信頼は非常に大きい。
・NATO加盟については殆どの加盟国が賛成、歓迎。加盟を申請すると1年以内に認められるだろう。しかしすでにロシア軍が国境に移動、NATO加盟までにロシアが侵攻する恐れがある。
・スゥエーデンもNATO加盟の動きが始まりおそらく2国は同時にNATO申請をするだろう。スゥエーデンはロシアと接していないのでロシアが侵攻する可能性は殆どない。