ウクライナ問題(2022.06.13)
★ロシア、ウクライナ
・侵攻から110日、攻撃された地域は廃墟となり双方犠牲、死者は相当数にのぼる。
正確な数字はわからないが、双方の死者行方不明は数万人、双方毎日100人以上が亡くなっている。
・大部分を制圧された4つの州ではロシア化、ロシア編入が進んでいる。
その面積14万平方キロ、ウクライナ全土の4分の1、北海道+九州+四国の面積と同じ。
市長など市の幹部は親ロシア派に置き換えられ、通貨はロシアルーブルに変わり、ロシアのパスポードの発行が始まった。
ウクライナの通信や電波は遮断されロシア放送が始まった。学校の教科書、教育内容もロシアのものに変更された。
・現代社会でこんなことが許されるのか
信じられないこと、許されないことが平然と進行していること、国際社会がそれを止められないことに唖然、怒りと憤り。
・ロシア国内では事実情報の遮断、独立系の報道が禁じられ、反戦の動きは厳しく弾圧され、政府系のプロパガンダだけ。
・ロシアの歴史の教科書の書替も始まった
・ロシア国民はどんな気持ちだろうか
・こんなことがいつまで続くのか
★きのうは『ロシアの日』
ソ連崩壊の1年前、ロシアは主権宣言した
ソ連は翌年の12月崩壊、15の共和国が独立
プーチンは『ピョートル1世(ロシアの初代皇帝)はスゥエーデンを奪ったのではなく取り戻したのだ。我々もウクライナを取り戻そうとしている』と発言。いよいよ末期的症状か。
マックは32年前にロシアに開店し、850の店を展開しロシアの西洋化の象徴だったがウクライナ侵攻に抗議して撤退した。
戦争が長期化したのでマックはロシアの富豪に850店すべてを売却、きのうモスクワにロシアのバンガー店が誕生、大いに賑わっていた。
ロシアの国民はほとんどの外国企業が撤退、ロシアが世界から孤立していることを実感、海外製品が姿を消し、物価が20%上がり、不安は感じながらも、政府のプロパガンダを聞きながらなんとか平静を装っているのだろうが、本心はどんな気持ちなんだろうか。