『地球村』のスタンス

星の話(2022.07.07)

★「たなばた」とは
 中国の古い物語と儀式が奈良時代に伝わり、日本の伝説と合わさって生まれた。

 織り姫はこと座の1等星・ベガ、彦星はわし座の1等星・アルタイル、この2つの明るい星が天の川の両側にあることから生まれた物語のようだ。
 物語とは、天帝は自分娘で働き者の織姫と働き者の牽牛(牛飼い)との結婚を許したが、二人が仕事をしなくなったことに腹を立て二人を天の川の両側に引き離し、真面目に働けば年に一度だけ会うことを許すことにした、というお話。
 7月7日は陰暦なので中国は8月、日本と韓国は7月7日、中国と韓国はこの日はバレンタインデイのようなイメージで恋人にプレゼントを送る。

 天の川は、私たちが住む地球や太陽が属する『天の川銀河』の数千万個の星の集団の断面が見えている。夜空に南北に白く見えるので日本では天の川、英語ではミルキーウエイ、フランス語では「ヴォワ・ラクテ(Voie lactee)」、ドイツ語では「ミルヒ・シュトラーセ(MilchstraBe」」、すべて同じ「ミルクの道」という意味。

 私は子供の頃、田舎に住んでいたから夜空には無数の星が見え、夏は天の川もよく見えた。今ならプラネタリウムでしか見ることができない星空がいつも見えていた。