『地球村』のスタンス

ウクライナ問題(2022.09.26)

★ウクライナ侵攻から7ヶ月
・プーチンは「予備役の一部を動員」と発表したが、実際は予備役ではなく『無差別動員』だった。更に『30万人』とされていたが『100万人の可能性』という報道が広がっている。また反戦デモで検挙された人たちも連行された場所で「戦場に行くか、刑務所に行くか」の選択を迫られているという。

・占領した4州の住民投票が進んでいるが実態はひどいものだ。ロシア兵が戸別訪問しライフル銃で脅して賛否を聞いて用紙に記入、投票場でも銃で脅すシーンも報道された。ウクライナ市民に取材するとみんな「これは茶番だ。何を書いても賛成と発表するだけと諦めているが、「一番心配なのは戦場に送られ、ウクライナ人同士殺し合う事態だ」と恐れている。

・プーチンは「住民投票は93%が賛成だ。早ければ9月30日に併合宣言するだろう。その後はこの4州はロシア領だ。ここへの攻撃はロシア本土に対する攻撃とみなし、あらゆる兵器で反撃する。これははったりではない」と語った。
 西側は「プーチンは追い込まれ焦っている。彼が語っていることはハッタリではない可能性が大きい」と危機感を持っている。それがまたプーチンの狙いでもある。

 いま世界は、私たちは1年前には想像もしなかったような最悪の状況を目の前にしているのかもしれない。