『地球村』のスタンス

スズメバチの一生(2022.11.24)

★スズメバチの一生
1.女王蜂
・ミツバチの女王蜂の寿命は3年だから冬を越すが、スズメバチの女王蜂の寿命は1年だから冬を越すことなく、新女王候補とオスバチが巣から飛び立つと、役割を終えた女王は働き蜂と共に死んでしまう。
・新女王は、他の巣のオスバチと交尾をする。このたった一度の交尾によって一生産卵を続けるのだ。新女王は交尾したあと巣に戻ることなくたった一匹で冬を越す。
 オスバチは巣に戻ることなく死んでしまう。

・春になると活動開始
 ミツバチと違い、スズメバチは女王は一人で巣作りに適した場所を探し巣作りを始める。このときは巣の大きさは巣穴は10から20くらい。ミツバチと違い女王は一人で産卵、育児、餌集めに奔走する。
・働き蜂が育ち、部屋の増設、餌集めができるようになると、女王蜂は巣にとどまり産卵に専念するようになる。ここから巣は急速に大きくなり、一層あたり数百の部屋の巣が何層にも拡大する。大きい巣では数千匹の働き蜂がいる。働き蜂の寿命は短いので女王は毎日産卵し続ける。

・ミツバチと違い、スズメバチは肉食なので、自分のエサも幼虫のエサも他の昆虫を捕まえて肉団子にして巣に持ち帰るのだ。
 なので巣にも蜜や花粉を蓄えるエリアはなく、ミツバチのような分業もない。

・夏から秋、スズメバチの数も増え、新女王やオスバチを育てる最も重要な時期にはエサもたくさん必要になり、攻撃性も強くなる。
 この時期には、オオスズメバチがキイロスズメバチや蜜蜂の巣を襲って全滅させることもある。それほどエサが大量に必要になるのだ。

・女王バチはオスとメスを産み分けることができる。その方法は、受精しない卵はオスになり、体内に蓄えた精子で受精させるとメス(働き蜂)になる。秋には新女王とオスを産むが、ミツバチと違い初めから女王になることか決まっているのではなく、女王が選び特別な食べ物(ロイヤルゼリー)を与えることで特別な能力(産卵、長寿、冬眠)を得るのだ。

・晩秋、巣の蜂たちの活動が鈍くなると、新女王はオスバチと共に巣を飛び立つ。時を同じくして飛び立ったほかの巣の群れと合流し、その場で女王候補とほかの巣のオスバチが交尾をする。集団交配が終わり、卵を産める状態になった女王候補は、木の皮の隙間や土の中など、寒さをしのげる場所を探して休眠に入ります。

・ミツバチは巣のメンテをすることで何年も同じ巣を使うことができるが、スズメバチはどんな立派な巨大な巣も1年で使い捨てにする。その訳は大きすぎて重さなど強度が持たないからメンテするより新築する方が安全らしい。だから、田舎の元感やお店の飾りに立派なスズメバチの巣が飾られたりしている。その中にスズメバチが戻ってくることはない。ミツバチは分蜂して数を増やすことかできるが、スズメバチは分蜂はしない。