『地球村』のスタンス

防衛3文書改定(2022.12.13)

★防衛3文書改定
 きのう自公協議で合意した
1.国家安全保障戦略
 課題となる国(敵国)として、中国、北朝鮮にロシアを加え、今後10年間、最大の備えをする。

2.国家防衛戦略
 敵のミサイル発射基地などを攻撃をする反撃能力を保有する。これはあくまで防衛のための必要最小限の自衛措置であり、専守防衛を維持する。

3.防衛力整備計画
 10年計画の前半5年間の防衛予算はこれまでの1.5倍程度43兆円とする。
 来年度は増税は行わず早くても2年後から。

★43兆円の財源について
・岸田首相は「歳出見直しと贈与金で賄い、不足分は、国債発行は未来の世代に対する責任として取り得ない」とした。
 何を言っているんだ。『原発推進』も未来の世代に対する責任として取り得ないじゃないか!
・自民党の参加者50人のうち40人が反対、異論が続出
・特に最大派閥安倍派は、安倍氏「防衛国債」の創設を提言していたため国債発行を強く主張。
・岸田首相は「国民の所得税は増税しない」と言いながら、『法人税と電子たばこ税と復興税』で進んでいて担当各大臣から強い異論反論が出ている。
・西村経産大臣からは「企業に賃上げや投資をお願いしているこの時期に、この発言は逆効果」
・高市経済安保担当大臣は「順番が違う。まず内容がわかって、必要な金額がわかって、その後に財源をどうするかではないか。来年の予算には含まないのだからじっくり考えればいい」
・元外務副大臣『ひげの隊長』佐藤正久議員も「防衛力強化の中身もなしに増税は順番が違う」
・秋葉復興大臣からは「復興税を防衛費に転用することはありえない」
・この状況に松野官房長官は「閣内不一致はない」と否定。

岸田首相は国民の声も与党議員の声も閣僚の声も聞かない。安倍派の声も聞かないとなると、一体誰の声を聞いているのか。
もしかしたら自分の声と財務省の声しか聞かないのか。
それならプーチン氏と同じ、独裁者ではないか。