環境情報

【環境トピックス】米軍基地周辺、有機フッ素化合物高濃度検出

有機フッ素化合物(PFAS)は、テフロン加工のフライパンや泡消火剤などに使われ、自然環境中で分解されず、人体に蓄積され、発がん性も疑われている。欧米では使用規制が進んでいるが、在米軍基地では、泡消化剤がジェット機事故や訓練で大量に使われている。タンクから漏れ出たり、誤って基地の外に大量に放出されることもあった。PFASが米軍基地周辺から相次いで検出され、住民の不安が高まっている。沖縄では基地周辺の湧き水や河川の汚染が深刻な問題となっている。【11月1日 毎日新聞他】

地方自治体は、米軍基地の立ち入り調査を求めているが、日米地位協定で基地の管理権は米軍にあり、調査に応じていない。国民の健康や安全にかかわることなのに、米軍の言われるままにしているのは日本政府だけである。国の主権はあるのか!