★国会開会、岸田首相の施政方針演説
・冒頭「信頼と共感の政治を本年も進める」と言ったが、岸田首相自身がすでにそれを壊したではないか。
1、防衛政策の転換（9分）
　「外交には裏付けとなる防衛力が必要です」と言ったことで、平和外交を進める熱意より戦う熱意を感じた。戦国ドラマの主人公にでもなったつもりではないか。
　私なら「平和は国の柱、防衛省を平和省に改め、防衛費を平和費に転換する」と言う。

　『軍事費の倍増には、歳出改革、決算剰余金の活用、税外収入の確保など行財政改革を最大限行った上で、それでも足りない約4分の1については増税を』と述べた。

※ANNの世論調査では、支持率は３ポイント下がり28％、首相就任以来過去最低。
・説明不十分83％
・防衛費のための増税支持30％、反対58％

2、『こども子育て政策』（4分）
・従来とは次元の異なる少子化対策を実現
・様々な工夫をしながらどのように安定的に支えていくか考えてまいります。などといったが、まったく内容がなかった。
　それはそうだろう。
　『軍事費の倍増には、様々な歳出改革、決算剰余金の活用、税外収入の確保など行財政改革を最大限行った上で、それでも足りない4分の1は増税』とするのだから、子育て予算は出せないだろう。

3、物価対策、賃上げ（3分）
4、コロナ対策（2分）
5、旧統一教会や政治と金など政治の信頼回復（1分）

・岸田首相の原稿朗読と与野党ともエネルギーが感じられない白けた開会風景だった。
・岸田首相の憲法違反の暴走を絶対阻止しなければならないのに、野党にも専門家にもメディアにも、こうした論点が感じられない。

★連続強盗殺人事件
・関東で10件の強盗事件があったが、広島、山口など手口が似ている強盗事件が25件見つかっている。
・裏サイトで実行犯を募集して徹底した分業、空き巣狙いではなく人がいるのに押し入って脅したり暴行や殺人をする荒っぽい手口
・実行犯は日当100万円、裏サイトで募集
　現場で初めて顔を合わせただけで面識がない、徹底した分業、使い捨て、実行犯が逮捕されても、真犯人は捕まらない仕組み。
　連絡はテレグラムを使い、一定時間で自動消去する機能を使い痕跡が残らない。

★被害を防ぐには
・犯罪に利用されているブラックリスト、闇リストがあり、財産、買い物、カード使用などの情報がある。空き巣狙いではないから、在宅も防犯カメラも効果がない。
・自宅に現金を置かない、SNSなどで個人情報、不用意な情報を出さない。
・個人のLINE、個人のメッセンジャーはOK
　公開されるSNSや井戸端会議は注意