外交問題(2023.01.12)
昨夜から全米の空港の離着陸が停止
システムエラーとのこと。『原因不明、サイバー攻撃の証拠はない』と発表されているが、サイバー攻撃の可能性があるのだろう。
空港によっては順次、回復しつつあるようだが、こういうことができるようになれば、戦争が始める前に、相手国の空港や軍事基地をサイバー攻撃して機能停止にすれば手も足も出ないわけだ。実際にロシアはウクライナ攻撃の際に大規模なサイバー攻撃を開始した。
これからの戦争は、すでに言われていることだが、陸軍、空軍、海軍の3軍と、通信と宇宙の2軍、合せて5軍が必要。
それをしっかり備えるには人員、人材、費用、システム面で不可能。
本来、『戦争は外交の失敗』、
平和外交に人材、人員、費用をかけなければならない。
しかし日本は、世界は…
★岸田首相の外遊、外交
岸田首相はきのう、イギリスに行き、軍事協力の円滑化協定に署名。イギリスとはすでに空対空ミサイルの共同開発の契約も交わした。さらに先月12月には次期戦闘機の共同開発の調整に入った。
岸田首相は、去年1月、オーストラリアとも円滑化協定に署名したことに続いて2回目。
あす1月13日はアメリカに行き、バイデン大統領とも軍事問題について踏み込んだ話をする。
岸田首相は国会審議も国民審査もなしに、日本の防衛の方向転換を進めている。この強引な手法に党内でも異論反論の声か上がっているが野党やメディアはどうなっているのか。黙って見ているだけなのか。
『黙って見ているだけ』と言えば、いま大阪では淀川の河口に迷い込んだゴンドウクジラのことが話題になっている。
クジラは4日前から同じ場所にいて次第に衰弱している様子が報道されている。
海上保安庁の巡視船は、他の船の航行に危険がないか警戒しながら監視を続けている。
体長8メートル、体重8トンほどなので、網で曳航すれば河口の外に送り出せるはず。
ただただ衰弱するのを見ているだけなんて!と思って私は、海上保安庁の大阪の広報に電話した。
私が「もうかなり弱っているからこのままなら死にますよ。なんとかならないのですか」というと
電話に出た人は「私もそう思うのですが。関係者と相談しながら検討しています」と言うだけ。なにやってんだ!という感じ。
「網で曳航するなり、早く救助してください。この意見を上に上げてください」と言っておいた。
この問題に声を上げようと思う方は、「海上保安庁大阪」で検索して電話、メールで声を届けてください。
★岸田首相の外交姿勢
岸田首相は、日本はNATO加盟国ではないのに、ロシア、中国に対して最も鮮明な敵対姿勢を続け緊張を高めている。
その結果、日露関係、日中関係は最悪になった。
中国は昨日から日本人へのビザ発給を全面停止したことで、中国への渡航、留学、ビジネス渡航を予定していた人に大混乱。
岸田首相の政策は、日本国民全体に大きな迷惑、大きな悪影響を与えている。
本来の外交は、安倍政権以来の対抗姿勢、軍事力強化は間違い。『平和の三原則』が必要。
★アメリカ下院議会
・下院の多数派である共和党が、中国の脅威に対抗するために『特別委員会』の設置を提出、民主党も賛成して超党派で可決。
・いよいよ対立姿勢、強硬姿勢が鮮明に。
・岸田首相があす訪米し、日本の軍事力強化、日米軍事協力の強化を話し合うのだから、平和を願う私たちにとってタイミングは最悪。世界はますます危険な方向にアクセルを踏み、日本はその先頭集団に。