1月17日(火)
28年前のきょう阪神対震災
早朝5時46分、M7.3、犠牲者6,434人

●物価高
　北国では冬の電気代が７万円くらいかかっていたが、この冬は10万円にまで上がっているとの事。これに加えて暖房や融雪で灯油の消費が大きい。雪国の知り合いに聞いてみると、昔は雪下ろしは人力でやっていたが、いまは灯油でボイラーを炊いて融雪をする。もちろんそれ以外でも人力も必要。
　その灯油はどれくらい使うのか、を聞いてびっくり。買うときはドラム缶300リットルいっぱい。灯油はリットル100円だから1回３万円。雪が多いときは週に２回だがら月2、30万円になることも。

いまはロシアの武力侵攻で一時的な物価高だと思っているがそうではない。
世界の需要が上がり、あらゆるものが不足し、特に食料とエネルギーは深刻になる。
これが来週のONLINEセミナーのテーマです。ぜひ、参加を。

●話題
　日本は人間にはコロナとインフルのダブル感染が広がっているが、ニワトリにも鳥インフルエンザが広かっている。
　茨城県、埼玉県、群馬県などで感染が広がり、一つの養鶏場で100万羽が殺処分される事態になっている。今回の感染で殺処分されたニワトリはすでに1000万羽以上、過去最悪のペースで感染爆発している。
　農水大臣も「非常事態宣言というべき状況だ」と述べている。

　このニュースで思うこと。
1、まず、かわいそう！無茶苦茶！
　人間なら感染すれば隔離や治療が必要だし、なんとしても命を救うことが最優先なのに、インフル（コロナ）感染者が出た教室、学校の子どもたち全員、クラスターが出た施設、会社、建物での全員を死刑にするようなもの。なんということを！なんとかならないか！

2、費用
　養鶏業者には喪失補償として『1羽あたり800円』が支給される。
　100万羽なら8億円が支払われる。
　ニワトリは１羽は約千円なので、全額補償ではないし、卵の販売額（毎日100万個、1個10円とすると1千万円）は全額損失。
　殺処分後は消毒、殺菌、運搬、焼却または埋却されるから、1000万羽の殺処分なら、補償費80億円以外にも殺処分、消毒、償却または埋葬、装置、人件費などで数百億円かかるだろうが、それはすべて税金から支払われる。