イラク軍事侵攻から20年(2023.03.20)
★アメリカのイラク軍事侵攻から20年
アメリカは、プーチン氏と同じことをやっていた。振り返ってみると
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ブッシュ大統領は、
2001年『9・11』以降、テロとの戦争を宣言、それに加担したとしてアフガニスタンを攻撃してタリバン政権を倒した。首謀者とされたビン・ラディン氏も殺された。その結果、20年以上たった今もアフガニスタンの混乱は収まらない。一体誰が得をしたのか。
さらに2002年1月にイラク・イラン・北朝鮮を「悪の枢軸」と名指しし、「世界平和に対する脅威と人権抑圧を続けている」として非難した。
2003年3月、イラクに対して『大量破壊兵器の開発』を口実に軍事侵攻を開始。国連からも世界からも強い抗議と反対の声が上がった。『地球村』も全国規模で大きな反対運動を展開した。結局、アメリカはフセイン体制を崩壊させフセイン氏を殺したが、イラクは20万人の死者、数百万人の難民、宗教「対立」が激化、再び独裁体制が生まれ、今も米国と「対立」混乱は続いている。
今もことごとく西側と「対立」する勢力になっている。
日本はこのときも、ブッシュ大統領の軍事作戦に参加し、それ以来、東西対立に嵌まり込んてしまった。
当時は小泉政権だったが、アメリカの『911』、『イラク侵攻』に巻き込まれていった。その後、日本はある程度、アメリカと距離を取り、日本独自の外交に戻ったが安倍政権によって再びアメリカトランプ政権に接近、そ近隣外交は失敗、それを踏襲する岸田政権によって軍事大国への道を進んている。
★プーチン氏は9年前に一方的に侵略併合したクリミアを訪問、さらに、多くの市民を虐殺したマリウポリを電撃訪問した。
プーチン氏も大統領選挙が近づき、成果を誇示しようとしている。中国との接近が心配。