日本の問題(2023.04.27)
★日本の人口
・2070年に8700万人に減少する、という驚くべき発表があった。そのうち4割が高齢社会、1割が外国人。
・現在の人口は1億2495万人で、ピークだった2005年の1億2730万人からの240万人減
・年少人口(15歳未満)11.6% 過去最低
生産人口(15〜64歳)59.4% 過去最低
高齢人口(65歳以上)29% 過去最高
働き手の減少が顕著になった。
・最大の人手不足は介護職、求人倍率3.6
ヘルパーの7、8割が60代以上、高齢者家庭、高齢者施設ではすでに老々介護
・今後あらゆる業種が人手不足に陥り、社会が成り立たなくなる。
★『2024年問題』
・来年4月1日に始まる「働き方改革関連法」で、日本社会の問題点、正規社員と非正規社員の待遇差や長時間労働の改善を目的とするもので、特に「時間外労働の上限規制」による物流への影響を指す。
・配送者の労働時間短縮、収入減、物流の混乱、物流コストの上昇など、物流に大きく依存する現代社会に大きな打撃を与える。
★2040年には労働人口1100万人不足
・介護職58万人不足、介護が受けられない
・宅配100万人不足、宅配できない地域1/4
・建設作業66万人不足、道路の補修できない
・農業は現在すでに60代、70代が8割、
→20年後は農業人口は1/4分に
→自給率、農水省も予測困難
★月面着陸失敗
・日本のベンチャー企業(iSPACE社)の月探査船が月面着陸に失敗したが、
来年は「月面走行探査車」を搭載して打上
再来年には月に荷物を運ぶサービスを開始
日本も世界も、こんな巨額な資金を宇宙や軍事に使うより、もっと現実的な問題解決に使うべきだ。