『地球村』のスタンス

NATO問題(2023.07.13)

★NATO問題
・ロシアのウクライナ侵攻が始まり、スウェーデンとフィンランドがNATO加盟を申請し、フィンランドのNATO加盟が決定したが、スウェーデンはトルコの反対で加盟が保留されていたが、先日トルコが賛成に転じたことでNATO加盟の見通しがついた。
・ゼレンスキー大統領は、2008年にNATO加盟の意思表示をしたがNATOが態度を明らかにしなかったことが、その後のロシアのクリミア侵攻と今回のウクライナ侵攻の原因だと強く批判。
・今回のG7会議で、ウクライナのNATO加盟は議論されなかったが(もし今、ウクライナのNATO加盟を認めると「集団的自衛権」の行使によりロシアとNATOとの全面戦争になるから)、ウクライナへの連携強化とウクライナ理事会を設立することを合意した。ゼレンスキー大統領はG7各国と個別会談を開始、フランスはウクライナに長距離ミサイルの供与を決めるなどウクライナへの連携強化が動き出した。
・ロシアと中国は、ただちに強く反発
ますます、危険になってきた。
・日本も、東京にNATO連絡事務所を設置することでNATOとロシアとの戦争に巻き込まれる可能性が高まった。
※フランスのマクロン大統領は、東京事務所の開設に反対している。
「日本は北大西洋諸国ではない。インド洋は北大西洋ではない」これは正論だ。