【環境トピックス】国際規制20年 見通せぬ有害化学物質汚染根絶
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★国際規制20年 見通せぬ有害化学物質汚染根絶
国内で1974年に製造・使用が原則禁止されたPCBなど、残留性有機汚染物質(POPs)の国際規制「ストックホルム条約」が始まって今年で20年になるが、規制物質は現在34種あり、増加の一途だ。日本各地の河川や地下水で検出され問題となっている有機フッ素化合物も規制対象になった。POPsが環境中に広がった後では対応が難しくなるが、予防的アプローチも汚染根絶の道も険しい。
★再エネ賦課金、24年度は月額836円増
再生可能エネルギー普及のため電気料金に賦課金が上乗せされている。前年度は火力発電の燃料費の高騰で販売収入が大きく増える見込みだったため、賦課金を標準的な家庭で月額560円に下げていた。今年度は燃料費の下落に伴い販売収入が減ると見込んで前年度比836円増の月額1396円となると経産省は発表した。一方、2023年は再エネの出力制御が頻発、過去最多だった21年の3倍超で、使われずに捨てられた電力量は約19.2億kw/hに達し、電力料金にすると約520億円となる。これは全く不合理で、国民を欺いているとしか考えられない。・・・